看護学生と看護師とどっちが大変

看護学生は、一般的な大学生達と違ってとっても忙しいと思います。特に実習期間中は寝る暇もないほどレポートや課題に追われていますよね。ですが、現場で働く看護師を見ていると自分たちよりはるかに忙しそうだと感じます。実際のところ学生時代よりも現場の方が大変なんでしょうか?いえいえ、看護師として働いている私の実感としては、学生の方が大変だったという事です。
学生時代って、アセスメントや看護計画を考えるのがとっても大変なんですよね。でも、正直学生には患者さんに対して何の責任もないのです。ケアだって失敗しても問題ない事しかさせてもらえませんし、出来ない事は却下されます。患者さんを通して勉強させてもらっているからです。責任のないことって、なかなかやりがいを感じにくいと思うんです。いろいろ考えても「いったい何のためにやってるんだろう?」と感じ始めると辛くなっていました。
その点働き始めると、自分の技術や言動全ては患者さんに影響することになります。新人とは言えプロはプロです。新人のうちから先輩達と同じ責任を負うことになります。最初はかなりのプレッシャーだと思いますが、その責任感がやりがいにつながってきます。自分のちょっとした言動が患者さんの治療への意欲につながったときは、とても嬉しいです。もちろんちょっとした失敗が大きな事故につながることもありますが、厳しい場面を乗り越えるとまたやる気になったりするものです。
また、学生時代と全く違う事の1つはお給料がもらえるという事です。私は、看護師として働くのは「仕事」と割り切る事がとても大切だと思っています。感情を持ち帰らない、オンとオフをきっちりわけることが感情労働者でもある看護師には必要だと思っています。お給料をもらう事で仕事は仕事と切り替えるようにしています。実習中のようにあらゆる感情や書き残した記録など、いろんなストレスを持ち帰ることが少ないと思います。
このように書きましたが、就職した当初は本当に辛い事がたくさんありましたし失敗もたくさんありました。辞めたいと思った事も何度もありました。ですが、辛いことがあるたびに助けてくれる先輩や友達がいて、それを乗り越えるとまたなぜかやる気になっていたりするのです。大変と言えば大変ですが、学生時代には感じなかった充実感や達成感があるので現場で働いている方が楽しいと私は思っています。?