骨肉腫は若い患者さんが多いですね。若いと進行も早いですよね・・・。治癒率も向上している様ですが・・・。

骨肉腫という病気をご存知だと思いますが、これは、骨の組織に原発する悪性の腫瘍です。
医療が日々進歩している現在でも、原因が不明で予防する方法もありません。
この病気は、若い年代に多く発症します。
骨肉腫にかかった患者さんの、75%の方が20歳未満と言われていますから、
若い人に多いという事が良くわかると思います。
幼い子供でもかかる事がある病気なんです。

 

骨肉腫というのは、激しい痛みを感じる事がない為、小さな子供の場合、なかなか訴える事が難しいんです。
手足を動かしたがらないと思っていたら、その内に患部が腫れてきて、検査の結果、骨肉腫と診断された、
というケースが少なくありません。
早期発見ができればいいのですが、腫れたりする事がないと、筋肉痛と思ってしまい、
進行してからの診断になってしまうんです。

 

骨肉腫というのは、以前は治療の為に四肢を切断していたんです。
若い方が四肢を切断するという事は、生活に大きな支障をきたしてしまいます。
それに、この先の人生も大きく変わってしまう事になります。
でも、最近では、医療が進歩した事もあり、化学療法などを行って、切断をしなくても、
腫瘍だけを治療する事が出来るようになりました。
そのような治療ができるようになった事もあって、生存率もかなり上がっています。
以前は5年生存率が低かったんですが、今では、60?70%に上がっているんです。
しかし、進行が早い病気ですから、やはりかなり深刻で辛い病気です。
若い方がこのような深刻な病気にかかるのは、見ていてとても辛いものです。
今後、さらに医療技術が進歩してくれる事を、多いに期待しています。
そして、治癒率がもっと向上してほしいと思っています。